2023/07/22 07:23
私たち「共生プロジェクト」は、“古き良き日本の伝統文化のすばらしさを世に広めよう!” という想いのもと、伝統文化にまつわる発信を行なっています! さて、お盆が近づくこの頃ですが、みなさんは地元に帰省する予定はありますか? 私の地元は石川県なのですが、共生プロジェクトに参加してから地元の伝統文化への興味が強くなりました! 帰省した際にはぜひ伝統工芸品に触れる体験をしたいと思っていますが、 意外と地元にどれだけ伝統工芸品があるのかって知らないんですよね。。。 そこで今回は「伝統工芸品多い都道府県ランキング」をご紹介します! 伝統工芸といっても数があまりに多すぎるので、ここでは以下のブログで紹介した「伝統的工芸品」の数で ランキングを作成し、6位までを詳しく解説します! https://bunkajap.theshop.jp/blog/2023/06/10/141025 自分の地元にはどれだけ伝統的工芸品があるのか、 どの都道府県が上位に来るのか、予想してお楽しみください! 私の地元石川県は第6位でした! もう少し上位かと思いましたが、ここで登場です。。。 石川県、特に金沢は江戸時代の「加賀百万石」で知られるように日本有数の文化都市として栄えてきました。 石川県の工芸の歴史は古く、室町時代には工芸品の産業を保護するために領主が細工所を設けています。 当初は武士にとって大事な武具を頑丈かつ華麗に仕上げるために漆や蒔絵の技術が使われました。 江戸時代には「加賀百万石」の脅威を警戒する江戸幕府を安心させるために、 美術や工芸に財力を投下したことから文化が発展しました。 石川県の伝統工芸の特徴は、「品位」と「豪華絢爛」です。 権威を表すために武士が好んだ格調高く華麗な工芸品が、次第に美術的価値も合わせ持つようになりました。 高級感を出す「漆」や「金箔」などに適した湿度の土地であったことも工芸の発展を助けました。 第5位にランクインしたのは愛知県です。 自動車を始めとして工業のイメージが強い愛知県ですが、工芸も盛んなようですね。 愛知といえば現在の大河ドラマ「どうする家康」でもおなじみの徳川家康の生まれ故郷であり、 家康の主君であった織田信長、豊臣秀吉の故郷でもあります。 信長と秀吉が活躍した時代は安土桃山時代と呼ばれ、豪華で派手な文化が栄えました。 そんな安土桃山時代の面影を残した優美な工芸品もあれば、 名古屋友禅のように江戸時代の倹約令の世相を反映したような落ち着きのある工芸品もあります。 詳しくはこちら>>【伝統工芸品ランキングBEST10】愛知-地元の魅力 続いてランクインしたのは、新潟県と沖縄県です! 私は少し意外な感じがしたのですが、この2県に伝統工芸が多いのにはどんな背景があるのでしょうか? それぞれ見ていきましょう! 新潟県 それぞれの発展した理由を見ていくと、 織物は数千年前から「越後上布」という麻の織物が作られており、そこからの派生で様々な織物が生まれました。 麻は乾燥に弱いため、雪が多く降り湿度が高い新潟県は麻織物の生産に適した土地でした。 乾きやすい麻は高温多湿な日本の夏にぴったりで長く日本人に愛されてきました。 新潟の金工品は今でも燕三条の金物が有名ですが、大きく発展したのは江戸時代に遡ります。 古くから米の生産地として有名だった新潟ですが、冬は雪が降って農業ができないため、 冬の間の副業として「和釘」づくりが盛んになりました。 そこから農具や宮大工の大工道具など、新潟になじみのある道具を中心に技術が磨かれていきました。 木工品が発展したのは、流通網と仏教が関わっています。 新潟県には信濃川が流れており、材木の輸送に便利だったそうです。 また、新潟は室町時代から仏教の信仰が盛んで大規模寺院も数多く造営されました。 そのため宮大工も多く、彼らによる仏壇や木工品、また彼らが使う大工道具が盛んに生産されました。 詳しくはこちら>>【伝統工芸品ランキングBEST10】新潟-地元の魅力 沖縄県 沖縄県は今でも日本有数の観光地として人気ですが、 人々を惹きつける理由の一つに国際色豊かな独自の文化が挙げられるでしょう。 その文化は室町時代から明治初期まで続いた琉球王国で開花しました。 室町時代だった14〜15世紀には中国や東南アジアとの交易が盛んで、染色技術などが伝えられています。 伝えられた技術を琉球の気候や感性に応じて独自に発展させていったことで様々な織物が生み出されました。 室町時代に起源を持つ工芸品が多いのはそのためです。 詳しくはこちら>>【伝統工芸品ランキングBEST10】沖縄-地元の魅力 日本の伝統文化といえば京都を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 堂々の第2位にランクインです。 京都の伝統的工芸品の特徴は、何と言ってもその歴史の古さです。 17品目中14品目は平安時代にはすでに固有の工芸品として知られていました。 また、他の都道府県の工芸品も京都の工芸品をベースに独自の発展を遂げていったものも多く、 日本の文化に与えた影響は計り知れません。 また、他の都道府県では武家社会の中で発展していった工芸品も多い中、 京都の工芸品は朝廷の衣服や能・茶道などの文化とともに発展していったのも特徴的です。 詳しくはこちら>>【伝統工芸品ランキングBEST10】京都-地元の魅力 栄えある第1位に輝いたのは、、、東京都でした! このことからも江戸時代の長い歴史と江戸の賑わいが感じ取れますね。 江戸では歌舞伎や浮世絵など新しい文化が生み出され、相乗効果で工芸品も発展していきました。 そして今でも多くの工芸品が残っているのは、江戸町人に広く愛される品物を職人さんが追求し続けてきたからです。 また、明治時代の殖産興業で産業としての地位を確立できた工芸品が多かったことも、 現在まで多くの伝統的工芸品が残っている理由ですね。 詳しくはこちら>>【伝統工芸品ランキングBEST10】東京-地元の魅力 こんにちは!共生プロジェクトメンバーの山岸です!
【第6位】石川県(10品目)
【第5位】愛知県(15品目)
【第3位(同率)】新潟県&沖縄県(16品目)
【第2位】京都府(17品目)
【第1位】東京都(21品目)
第7位以降はこちら!