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2023/06/10 14:10


こんにちは!共生プロジェクト新メンバーの山岸です!
私たち「共生プロジェクト」とは、“古き良き日本の伝統文化のすばらしさを世に広めよう!”
という想いのもと、大学生が立ち上げたプロジェクトです。
と言いつつ、私自身は大学生ではなく社会人です。
「日本の魅力を日本の人にも世界の人にも広めたい」という自分の志と共鳴するものを感じ、
共生プロジェクトに参加しました!
 
共生プロジェクトでは主に伝統工芸の職人さんとその作品を紹介しています!
が、ちょっと待ってください。。。
 

”そもそも伝統工芸って?”
 
有田焼、西陣織、輪島塗など、伝統工芸と聞いて思い浮かべるものはみなさんあるでしょうが、
何をもって伝統工芸と呼ばれているのでしょうか?
伝統工芸かそうでないかの線引きはどのようにつけられているのでしょうか?
 
気になったので調べてみました!


【”伝統的工芸品”の定義】

みなさん、伝統工芸と呼ばれる条件は何だと思いますか?

昔から作られていて、職人技を必要としていて、地域特有の個性を持つ、、、

なんとなくそんな感じかな~と調べる前は思っていました。

実は「伝統工芸品」には明確な定義はありませんが、

似た言葉で「伝統的工芸品」には明確な定義があることが分かりました!

 
「伝統的工芸品」とは、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」で
以下の5つの要件を満たし、経済産業大臣の指定を受けたものと定められています。
1.主として日常生活で使用する工芸品であること。
2.製造工程のうち、主要な工程は、手作業が中心であること。
3.100年以上の歴史を有し、今日まで継続している伝統的な技術・技法により製造されるものであること。
4.主たる原材料が原則として100年以上継続的に使用されていること。
5.一定の地域で当該工芸品を製造する事業者が、10企業以上または30人以上の規模を保ち、地域産業として成立していること。
 
つまり、100年以上同じ材料、同じ技術で作られていて、今も身の回りで愛用されていて、
作り手がある程度残っているものが「伝統的工芸品」と呼ばれているんです。
なかなかハードルが高いですね…!
 
令和4年時点で、240品目の工芸品が「伝統的工芸品」として認定を受けています。
自分の地元や今住んでいるところにある「伝統的工芸品」を調べてみるのもいいですね!


【共生プロジェクトで出会える伝統工芸品3選】

上で挙げた「伝統的工芸品」の他にも、日本にはたくさんの「伝統工芸品」があり、その数はなんと約1,200品目と言われています。
ここでは、共生プロジェクトで出会える伝統工芸を、その歴史や特徴とともに3つ紹介していきます!
ぜひ、ご自身へのご褒美や知人へのお土産、友人へのプレゼント選びの参考にしていただけると嬉しいです!



1.会津木綿(山田木綿織元/福島県)

歴史:

会津の綿花栽培の歴史は古く、天正年間(1573~92年)から行なわれていました。

寛永年間(1624~44年)には織物の技術が発展し、明治時代の殖産興業を経て生産は最盛期を迎えました。

しかしながら、昭和以降に需要が減少し、現在は山田木綿織元さんの他、2社のみが生産を行なっています。

 

特徴:

・独特な縞模様

―会津木綿はたて糸に2色以上の色糸を使うことを特色としていて、

たて糸とよこ糸をうまく組み合わせることで多彩な縞模様を生み出すことができます。

どんな模様ができるのか気になる方は、このHPの商品ページも見てみてください!


・丈夫で長持ち

―綿花は寒冷地では繊維が細くなり、紡いだ糸が太くなり厚手で丈夫な生地ができます。

会津地方は綿花を栽培できる北限と言われており、会津木綿は地域の特性を活かして、

寒さの厳しい東北での人々の暮らしを支えてきました。




2.友禅染(石山修友禅染研究室/茨城県)

歴史:
「友禅」は江戸時代の京の扇絵師・宮崎友禅斎に由来します。
人気があった友禅斎の扇絵を着物の文様に応用したものが「友禅」と呼ばれるようになりました。
京友禅、加賀友禅、江戸友禅が日本三大友禅と呼ばれています。

 
特徴:
・絵画のように色鮮やかな模様
―友禅染は模様の輪郭に細線状の糊を置いていくことで色が混ざらないようにしています。
この作業のおかげでくっきりとした色鮮やかな模様を描くことができます。


・制作時間
―友禅の種類にもよりますが、すべての工程を一人の職人が行なうため、着物1着に半年以上かかることもあります。
職人が丹精込めて作る分、一生大事にしたいと思えるものができるのかもしれませんね。

 

共生プロジェクトでは茨城県の染色作家・石山修さんの作品を取り扱っております。

石山さんの作品は自然界の文様を友禅染の持つ表現力を活かして描いているのが特徴です。

身近な物から伝統工芸品に触れられるようなラインナップをそろえているので、

ぜひ商品ページでチェックしてみてください!




3.津軽系伝統こけし&”こけス”(今金雄/青森県黒石市)

歴史:
伝統こけしは12系統に分類され、そのいずれもが東北地方を産地としています。
津軽系伝統こけしは大正時代初期に黒石市出身の盛秀太郎がこけしを作り始めたのが始まりです。
現在はこけし工人が集まって「津軽こけし工人会」を結成したり、
全国のこけしが集められた「津軽こけし館」が黒石市にあったりと、
黒石市はまさにこけしの街となっています。
こけし×チェス=「こけス」は2010年の青森新幹線開通に合わせて、
旧青森県立黒石商業高校の生徒たちが黒石市のお土産として考案しました。
国内からの観光客向けには「こけし」が、海外からの観光客向けには「チェス」が
PRポイントとなっているそうです。
 
特徴:
・遊んで良し、飾って良し
―チェスの駒にこけしが使われているため、チェスとして遊ぶのはもちろん、
こけしが本来持つ置物としての魅力にも優れています。




【最後に】

ここまで、「伝統工芸とは?」といくつかの伝統工芸の紹介をしてきました。
数ある伝統工芸品の中でも「伝統的工芸品」というものがあること、
それに認定されるためには高いハードルがあることが分かりました。
今後の日本に伝統工芸を残していくために、共生プロジェクトでは
今後も伝統工芸や職人さんについて発信していきます!
 
ぜひみなさんも気になる伝統工芸について調べたり、手に取ってみたりしてください!