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2025/04/05 19:03


目次

1.ペットボトルのお茶が当たり前の時代に

2.急須で淹れるお茶は何が違うの?

 ①風味の豊かさ

 ②自分好みの濃さを調整できる

 ③日本茶の魅力を引き出す道具

3.急須の面倒なところ

 ①お手入れが大変?

 ②茶葉を捨てるのが面倒?

4.急須の歴史をちょっとだけ

    ↓パート2↓

5.急須の豆知識

 ①急須の取っ手が横にある理由

 ②急須の色が変わる理由

 ③急須の蓋にある小さな穴の役割

6.こんな時に急須を使ってみよう

 ①仕事終わりのリラックスタイムに

 ②友人や家族との団らんに

 ③急須で紅茶やハーブティーを淹れるのもおすすめ

7.お気に入りの急須を見つける方法

 ①急須の種類(常滑焼、有田焼、美濃焼 など)

 ②デザインと機能性のバランスを考える

 ③どこで買う? オンラインショップと実店舗

8.湯呑みもご一緒にいかが?



1. ペットボトルのお茶が当たり前の時代に


年々進化するペットボトルのお茶。

急須で淹れたお茶と比較して「選ばれたのは…」というキャッチコピーを謳う商品もあったりして、コンビニやスーパーで手軽に美味しいお茶が飲める時代になりました。

ですがみなさん、「急須で淹れたお茶」を飲んだことはありますか?

実は、急須で淹れたお茶には、ペットボトルでは味わえない深い魅力があるんです。



2. 急須で淹れるお茶は何が違うの?

①風味の豊かさ

急須で淹れると、お茶の葉がしっかりと開き、甘みや旨み、苦みがバランスよく引き出されます。

お茶の葉が「開く」というのは、乾燥した茶葉の状態だと縮こまっているお茶の葉が、お湯を吸収して膨れてきて、お茶の風味となる成分がお湯に溶け出してくることです。


②自分好みの濃さを調整できる

お湯の温度や抽出時間を変えることで、まろやかにも、渋めにもできるのが急須の魅力。

毎回同じ味で安定した美味しさを楽しめるペットボトルのお茶もいいですが、自分好みの味を研究してみるというのも楽しみ方のひとつですね。


③日本茶の魅力を引き出す道具

陶器や磁器、ガラスなど、急須の素材によってもお茶の味が変わります。

また、急須自体が意匠性に優れていて、見ていて癒されたり優雅な気持ちになれたりします。

自分のお気に入りの急須を見つけたら、お茶の時間が自分だけの贅沢時間になりそうですね。


ちなみに私が愛用している急須がこちら。

見ているだけでも気分が晴れて落ち着けるところがお気に入りです。



3. 急須の面倒なところ

とはいえ、やはり急須でお茶を淹れるのは手間がかかるもの。

どんな手間があるのか、少しでも楽にできる方法はないのか、見ていきましょう。


①お手入れが大変?

急須は高級なものもあり、取り扱いには慎重になりますよね。

また、茶葉を使ったりするので汚れも気になるところ。

ですが、意外とお手入れは簡単なんです。


使用後は茶葉を捨て、軽く水ですすぐだけでOK。

急須は複雑な構造をしていますが、洗剤とスポンジを使って洗う必要がないのはありがたいですね。


②茶葉を捨てるのが面倒?

細かい茶葉が水を含み急須の側面や底に張り付いてしまうと取るのが大変そうですよね。

ですが、最近の急須の多くは「茶こし」が付いているため、茶こしを外して茶葉をポイッとするだけでOK。


4. 急須の歴史をちょっとだけ

急須の歴史は意外と古く、江戸時代初期(17世紀)に中国から伝わりました。

特に愛知県の「常滑焼(とこなめやき)」が日本の急須の代表格として広まり、

現在も全国のシェアの約7割を占めています。

時代とともに形や素材も進化し、最近ではモダンデザインの急須や、

ステンレス製のスタイリッシュなものも登場しています。


↓パート2へ続く↓

【急須で淹れたお茶、飲んだことありますか?パート2】 | e-mo|インテリアブランド エモインテリア


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著者:e-mo 運営チーム 山岸龍一朗

石川県白山市生まれ

金沢の国立工芸館で見た伝統工芸品の美しさに魅了され、若者に伝統工芸品の魅力を発信している。


《e-mo》について

伝統工芸を「エモいインテリア」として発信する新ブランド。

30人以上の伝統工芸職人と対話し、5年間にわたり伝統工芸の魅力を広める活動を展開。

大学生とOBOGによる組織運営のもと、時代に合った新しい形で伝統工芸を発信している。

エモくて、こだわりのあるインテリアを提案し、一つひとつの手作り製品に込められたストーリーを届けます。

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