タス-02
¥4,400
"【職人・石川圭さんと益子焼への想い】
南窓窯の石川さんの作風を一目で印象づけるのは、
益子焼の土肌に刻まれた独特の文様です。
赤褐色の素地に白土を用いた象嵌技法で描かれた模様は、
どこかアフリカの素朴な造形を思わせ、
原始的でありながら洗練された美しさを宿しています。
手仕事の確かさと造形の自由さが共存する、
唯一無二の表現です。
石川さんは、こう語ります。
「益子焼を作ってはいるけれど、僕の手を離れた時点では
まだ“民芸”として完成していないんです。」
器は、使う人の暮らしの中で育っていくもの。
お茶を注ぎ、コーヒーを飲みながら、
少しずつ釉薬や質感が変化していく。
その経年の美しさを経てこそ、“用の美”が宿り、
本当の意味でその人の器になっていくのだといいます。
父の作品が年月を経て違う表情を見せていたことに感銘を受け、
「使われてこそ生まれる美」を大切にしてきた石川さん。
日々の食卓で気負わずに使ううちに、
少しずつ深まっていく味わい。
その変化を楽しみながら、自分だけの表情を育てていく――。
そんな時間の流れを受け止めてくれるやさしさが、
南窓窯の器にはあります。
あなたの暮らしの中で、
静かに育っていく一枚を迎えてみませんか。"
"腹部がふんわり膨らんだ、つぼ型の小ぶりなカップです。
腰の直線的な立ち上がりから、やさしい丸みの腹部、少しつぼまった首と開いた飲み口へ続く曲線がかわいらしく、手に持つとしっくり馴染みます。
明るめの赤茶色の地に映えるアイボリーの象嵌模様は、円弧上の文様が少し間を空けて繰り返され、太さや形の違いもありながら、全体として楽しげなリズムを感じさせます。
女性が片手で持てる絶妙なサイズで、毎日のひと息時間にそっと寄り添う一杯です。
(高さ約10cm・径約7cm・重さ約200g・陶器(益子焼)・窯元:南窓窯 石川圭)"








