デスクボールペン/津軽塗
¥3,850
上質な空間を演出する、格調高いボールペン。
お世話になっている上司の方へ、また大切な方への贈り物に、日本の伝統美が光る「津軽塗(唐塗)」のデスクボールペンはいかがでしょうか。
このボールペンは、青森県が誇る経済産業大臣指定の伝統的工芸品「津軽塗」の中でも、最も代表的な技法である「唐塗(からぬり)」で仕上げられています。唐塗は、色漆を幾重にも塗り重ね、模様をつけ、それを丁寧に研ぎ出して磨き上げるという、およそにもおよぶ緻密な工程を経て完成します。この手間暇をかけることで、まるで小石を散りばめたような、艶やかで立体感のある独特の斑点模様が生み出され、深みのある唯一無二の美しさを醸し出しています。
津軽塗の小林漆器さんは、青森県弘前市にある、百数十年・6代にわたって津軽塗の技法を守り継いできた老舗工房・販売店です。現在の6代目を務めるのが、小林 正知さんです。津軽塗の最大の特徴である、漆を数十回塗り重ね、乾燥と研磨を繰り返す「研ぎ出し変わり塗り」を継承しています。特に手間暇がかかる唐塗(からぬり)をはじめ、七々子塗(ななこぬり)、紋紗塗(もんしゃぬり)、錦塗(にしきぬり)の4つの代表的な技法を扱っています。数十回に及ぶ工程を経るため、完成までには3~6か月かかることもあり、「馬鹿塗」と称されるほど膨大な手間をかけています。その結果、見た目の美しさ(優美)だけでなく、非常に高い耐久性(堅牢)を持つ漆器が生み出されています。小林漆器さんでは、伝統的な黒や赤だけでなく、ピンク、青、紺など、現代の生活に合わせた豊富なカラーバリエーションを展開している点も特徴的です。「常に新しい事に興味を持ち、チャレンジし、発信する」という、小林漆器さんのコンセプトのもと、日々進まれています。
[サイズ・素材]
寸法:縦約17.3cm×1.3cm
製造:津軽塗 小林漆器
※1つ1つ手作りのため、模様が写真とは若干異なります。
※カメラのフラッシュ等で色具合いが若干異なる場合がございます。
【「津軽塗」について】
「津軽の馬鹿塗」ともいわれるとおり、「馬鹿丁寧に」何重にも漆を重ねるため、塗膜が厚く、永年の実用にも耐えることができます。
また全国的にも珍しく、カラフルで、堅牢優美なのも津軽塗の特徴です。
仕掛けベラを使用し、斑点模様をつけていき、その上から色漆を重ねていきます。 そして、模様を均等に研ぎ出し、さらに漆で艶をつけ、ようやく完成します。
仕上げ方は、色の組み合わせや仕掛けのパターンなどによって、発想力さえあれば無限大に広がります。
【「唐塗」について】
技法のひとつ。
今回は、仕掛けベラで斑点模様を盛っていき、その上から赤を塗り込みます。乾燥させて金色の彩色模様を描いていき、 黒を数回塗り、研ぎ出し、艶をつければ完成です






