【手描き友禅】ちりめんストール

江戸時代に人気を博した友禅染。色鮮やかで大胆な表現を可能にする一方で、金具の細い先で常に一定の太さの線を引く職人の技術により、きめ細やかな文様表現を可能にしてきた。
そんな友禅染の世界に20歳の頃に単身で飛び込み、以後半世紀以上に渡りその道を歩み続けて来た石山氏。

機械での大量生産が主流となった今でも、一枚一枚丁寧に魂を込めて染め続けている作品の1つです。
そのデザインはまさに石山氏の魂そのもの。
下書きも何もせずに想いのまま筆を走らせたのがこの作品。一枚一枚描かれているため、まさに唯一無二の作品になっています。

この作品に使っているのは、上質な着物の帯締めにも使われるちりめん。
サラッとしたさわり心地は、太陽の光を防ぎ、寒さもしのぎます。

素材：ちりめん