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2025/05/04 21:09


ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!

本日は5つの伝統工芸品のうち、ラストの竹細工(Bamboo Crafts)を前回に続いて紹介していきます!

楽しみにしていてください!



目次

1 和紙(Washi) - 美しい模様や耐久性の高さが評価され、アートや包装紙として人気

2 漆器(Urushi) - 高級感があり、食器やインテリアとして人気

3 陶磁器(Ceramics) - 有田焼、九谷焼、備前焼などがコレクターに人気

4 風呂敷(Furoshiki) - エコフレンドリーなラッピング用品として注目

5 竹細工(Bamboo Crafts) - かごや茶道具が海外で高評価

6 まとめ




5 竹細工(Bamboo Crafts)

竹細工の海外需要と人気の理由:竹細工は、日本やアジア各国の伝統工芸として長い歴史を持ち、エコフレンドリーな素材や手作りの温かみが評価され、海外市場での需要が高まっています。

特に環境意識の高い欧米市場やアジアの高級ブランド市場で人気があります。


✅ サステナブル(環境に優しい):竹は成長が早く再生可能な資源 のため、エコ志向の欧米で高評価。プラスチックの代替素材 として注目され、食器やカトラリー市場が拡大。

✅ 職人技と伝統文化の価値:手作りの竹細工は 「クラフトマンシップ」 として海外で評価が高い。日本の竹籠や茶道具など、 職人技の精巧さがアート市場でも人気。

✅ 軽量で丈夫、実用性が高い:木製や金属製の製品よりも 軽くて持ち運びが簡単。通気性が良く、耐久性も高い ため、収納用品や家具にも適している。

✅ 和モダン・ミニマリズムデザインが人気:シンプルで美しいデザインが、 北欧インテリアや和モダンスタイルと相性が良い。

✅ 日本茶・和食ブームの影響:竹の茶道具(茶杓・茶筅)や箸、弁当箱が、抹茶・和食ブームと共に需要拡大。



 海外での主な用途


🎍 インテリア・家具

 ・竹製のランプシェード、バスケット、収納用品:北欧やアジアの高級ホテル・カフェで使用。


 ・竹の椅子・テーブル・衝立(ついたて):ナチュラルインテリアとして人気。



🍽 キッチン用品・食器

 ・竹製カトラリー(スプーン・フォーク・箸):エコ意識の高い欧米で人気。


 ・竹製弁当箱(Bento Box):健康志向のあるアメリカ・ヨーロッパで愛用者増加。


 ・竹のまな板・トレイ:軽量で丈夫な点が評価され、欧米のキッチン市場で需要増。



🍵 茶道具・和食器

 ・茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく):抹茶ブームとともに海外の愛好家に人気。


 ・竹製の蕎麦ざるや寿司巻きす:日本食ブームの影響でレストラン向けに需要増。



👗 ファッション・アクセサリー

 ・竹製のバッグ・サングラス・時計:エコ素材のファッションアイテムとして人気上昇。


 ・竹繊維の衣類(Bamboo Fiber Clothing):オーガニックコットンの代替として欧米で注目。



🎨 アート・伝統工芸品

 ・竹細工のオブジェや彫刻:日本の職人による竹細工が、海外のアート市場で高評価。


 ・竹製の楽器(尺八など):和楽器や伝統文化の一環としてコレクターに人気。



🌍 エコプロダクト・SDGs商品

 ・竹製ストロー:プラスチック廃止の動きによりカフェやレストランで採用。


 ・竹歯ブラシ・竹コーム(くし):環境意識の高い欧米のエシカルブランドが展開。



竹細工の輸出と成功事例


✅ 大分県・別府竹細工:フランスやアメリカのデザイナーとコラボし、モダンな竹アート作品を展開。

 ✅ 京都の竹工芸ブランド:ミラノデザインウィークやパリの展示会で注目。

 ✅ 竹製ストロー・カトラリー:アメリカのカフェチェーンが採用し、大量生産へ。

 ✅ バンブーファッションブランド:イギリスやドイツのエシカルファッション市場で成功。


竹細工は、今後も「環境に優しく、デザイン性の高いアイテム」として、海外市場での成長が期待されます!




6 まとめ


最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

伝統工芸品は、文化的な背景や職人技術が反映されるため、世界中で根強い人気があります。特に、日本の工芸品は「職人技」と「繊細なデザイン」が評価され、海外の高級市場でも需要が高まっています。

上記の内容を御覧いただいてわかるように、流行やトレンドを取り入れながら発展しているのが、特徴です。

海外にもどんどん展開している日本の伝統工芸を、ぜひお手元に。


私のおすすめです↓

・九谷焼の豆皿


・和紙のブックカバー



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著作:e-mo 運営チーム 益田

伝統工芸を「エモいインテリア」として発信する新ブランド 《e-mo》。

30人以上の伝統工芸職人と対話し、5年間にわたり伝統工芸の魅力を広める活動を展開。

大学生とOBOGによる組織運営のもと、時代に合った新しい形で伝統工芸を発信している。


エモくて、こだわりのあるインテリアを提案し、一つひとつの手作り製品に込められたストーリーを届けます。


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<<< 1~2 和紙(Washi)と漆器(Urushi) 


<<< 3~4 陶磁器(Ceramics)と風呂敷(Furoshiki)