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2025/03/13 21:38

もうすぐ春ですね♪ 新生活を始める人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新生活に関連して食器のお話です。

新生活を始めるには何かと物入り。食器は100均でそろえればよくない?

と考える人も多いのではないでしょうか。


そんな方に提案です。新生活のお供に「漆器」はいかがでしょう?

 

 

目次

1 100均の食器、正直コスパ最強

2 ちょっと待って!漆器って知ってる?

3 漆器のメリットとデメリットを正直に解説

4 漆器を長く使うためのメンテナンス方法

5 漆器の種類:日本各地の個性的な漆器

6 まとめ:一生モノの食器、試してみない?

 

 

1 100均の食器、正直コスパ最強

 

新生活を始めるとき、まず必要になるのが食器。

 

でも、予算が限られていると「100均で揃えればいいか」と思うのは当然。

実際、最近の100均食器はデザインもおしゃれで、電子レンジや食洗機対応のものも多く、コスパは最強です。

安いし、壊れても気軽に買い替えられるのも魅力ですよね。

 

でも、ちょっと待ってください。毎日使う食器だからこそ、もう少しこだわってみるのもアリじゃないですか?

 

2 ちょっと待って!漆器って知ってる?

 

漆器(しっき)とは、木や和紙に漆を塗って仕上げた日本の伝統工芸品。

漆はウルシの木から採取される天然樹脂で、塗ると硬化し、美しいツヤと強い耐久性を持つようになります。

お椀やお皿、お箸など、実は私たちの生活に昔から根付いていますね。

 

「高級なイメージがあるし、自分には関係ないかも」と思うかもしれませんが、実は漆器には100均食器にはない魅力がたくさんあります。

 

 

3 漆器のメリットとデメリットを正直に解説

 

◎ 漆器のメリット

• 軽い:木製だから持ちやすく、落としても割れにくい。

• 手触りがいい:口当たりがなめらかで、温かみを感じる。

• 美しい:漆特有の艶のある色や職人による装飾は一点物で貴重です。

• 丈夫で長持ち:適切に使えば何十年も使える。

• 抗菌作用がある:漆には天然の抗菌効果があり、衛生的。

• 環境にやさしい:プラスチックではなく、自然素材なのでエコ。

 

△ 漆器のデメリット

• 価格が高め:100均食器と比べると初期投資が必要。

• 電子レンジ・食洗機NG:急激な熱や水流に弱いので、手洗いが基本。

• 直射日光に弱い:長時間日光に当てると劣化しやすい。

 

とはいえ、丁寧に扱えば長持ちするので、長い目で見ればコスパは悪くありません。

 

4 漆器を長く使うためのメンテナンス方法

 

漆器は天然の木や紙で作られているため、取り扱いには注意が必要です。

漆器を長く愛用するために、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

• やさしく手洗い:ぬるま湯と柔らかいスポンジで洗う。

• すぐに拭いて乾かす:水気を残さないことで、劣化を防ぐ。

• 直射日光や極端な乾燥を避ける:漆がひび割れるのを防ぐ。

• 長期間使わないときは風通しの良い場所で保管

 

これだけ守れば、漆器は何年、何十年と使えます。むしろ、使い込むほどにツヤが増して美しくなるのも魅力です。

 

5 漆器の種類:日本各地の個性的な漆器

 

日本各地には特徴的な漆器があり、それぞれの土地の気候や文化に根ざした技法が受け継がれています。代表的な漆器をいくつか紹介します!

 

1. 会津塗(あいづぬり)|福島県

 

特徴:

• シンプルな黒や朱の漆に、金や銀の蒔絵(まきえ)を施した優雅なデザインが多い。

• 丈夫で実用的な漆器が多く、普段使いしやすい。

• 象嵌(ぞうがん)や沈金(ちんきん)など、精緻な装飾技法も発展。

 

 

2. 輪島塗(わじまぬり)|石川県

 

特徴:

• 下地に「輪島地の粉」と呼ばれる珪藻土を混ぜた漆を使い、非常に丈夫。

100回以上の工程を経て作られるため、高級漆器として知られる。

• 蒔絵や沈金が施され、豪華で美しいデザインが多い。

• 長年使うことで味わいが増し、一生モノとして愛される。

 

 

3. 山中塗(やまなかぬり)|石川県

 

特徴:

• 木地(器の形)の加工技術が非常に優れており、繊細な挽き物(ろくろ技術)が特徴。

• 他の漆器に比べて比較的軽く、日常使いしやすい。

• 透明感のある「拭き漆(ふきうるし)」仕上げが多く、木の風合いを生かしたデザインも人気。

 

 

4. 越前塗(えちぜんぬり)|福井県

 

特徴:

• シンプルな黒や朱の漆塗りが基本で、落ち着いたデザインが多い。

• 実用性が高く、汁椀やお盆などの漆器がよく作られる。

• 近年はモダンなデザインのものも増え、洋食にも合う漆器が登場している。

 

 

5. 津軽塗(つがるぬり)|青森県

 

特徴:

• 「唐塗(からぬり)」と呼ばれる独特の模様が特徴的。

• 何度も漆を塗り重ね、研ぎ出すことで複雑で美しい模様を生み出す。

• 重厚感があり、色彩豊かなデザインが魅力。

 

津軽塗の製品はe-moでも取り扱いがあります!

 

6. 琉球漆器(りゅうきゅうしっき)|沖縄県

 

特徴:

• 中国や東南アジアの影響を受けた、鮮やかな朱色や華やかな装飾が特徴。

• 貝殻を使った「螺鈿(らでん)」技法や、彫刻を施した「堆錦(ついきん)」などがある。

• 南国らしい、明るく華やかな雰囲気が魅力。

 

これらの漆器は、それぞれの土地の文化や技術を反映していて、個性豊かですよね。

もし「日常使いしやすい漆器を探している」なら、会津塗や山中塗がおすすめですし、「一生モノの高級漆器が欲しい」なら輪島塗がぴったりです。

 

興味のある漆器があれば、ぜひ実物を手に取ってみてくださいね!

 

6 まとめ:一生モノの食器、試してみない?

 

100均の食器は手軽で便利。でも、漆器にはそれとは違う良さがあります。

少しずつでもいいので、日常に取り入れてみるのはどうでしょうか?

 

例えば、毎日使うお椀を漆器にするだけでも、食事の時間がちょっと豊かになりますよ。新生活のスタートに、一生モノの食器を選ぶのもアリかもしれません。

 

すべての食器は無理でも一点だけでも漆器にすることで、丁寧な暮らしを意識するきっかけになるでしょう。

 

まずはお椀やお箸から、漆器デビューしてみませんか?


 

 

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著作:e-mo 運営チーム 山岸龍一朗

石川県白山市生まれ

金沢の国立工芸館で見た伝統工芸品の美しさに魅了され、若者に伝統工芸品の魅力を発信している。

 

e-mo》について

伝統工芸を「エモいインテリア」として発信する新ブランド。

30人以上の伝統工芸職人と対話し、5年間にわたり伝統工芸の魅力を広める活動を展開。

大学生とOBOGによる組織運営のもと、時代に合った新しい形で伝統工芸を発信している。

 

エモくて、こだわりのあるインテリアを提案し、一つひとつの手作り製品に込められたストーリーを届けます。

 

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