2023/09/28 23:50

こんにちは!共生プロジェクトメンバーの山岸です!
私たち「共生プロジェクト」は、“古き良き日本の伝統文化のすばらしさを世に広めよう!”
という想いのもと、伝統文化にまつわる発信を行なっています!
さて、みなさんは贈り物をする時に何を贈ろうか迷った経験はありませんか?
誕生日や父の日、母の日のプレゼント、お祝いや時候の贈り物など、何かと贈り物をする機会は多いもの。
毎年同じものになってしまうという方やプレゼントのレパートリーを増やしたいという方へ、
「伝統工芸品」の贈り物はいかがでしょうか?
この記事では、いつものプレゼント選びにアクセントを加える、伝統工芸品の選び方についてご紹介します。
目次
・伝統工芸品の魅力とは
・贈り物の選び方のポイント
・具体的な贈り物の紹介
・まとめ
伝統工芸品の魅力とは
伝統工芸品がプレゼントにぴったりなのには理由があります。
①手作りのぬくもりがある
伝統工芸品の多くは一つ一つ手作りで作られています。そのため、同じ製品でもまったく同じ形・色のものはありません。
また、モノに込める職人さんの心とあなたの相手を思う心が合わされば相手の心に届く贈り物となるでしょう。
②100年以上日本人に愛されてきた歴史がある
一般的に伝統工芸品は100年以上の歴史を持つ工芸品を言います。
時代が変われど環境が変われど、変わらず日本人に愛されているということが伝統工芸品の魅力を物語っています。
③職人のストーリーがある
伝統工芸の職人になるには何年もの修行を積まなければいけません。
その年月の中で職人さんが乗り越えてきた壁や、職人さんが辿ってきた人生そのものが作品の味となって現れます。
一人一人の職人さんのストーリーにも注目してみたら、自分の心境に合うプレゼントや贈る相手と重なるようなプレゼントが見つかるかもしれませんよ。
贈り物の選び方のポイント
①受け取る人の趣味や好みを考慮
プレゼントを受け取る人の趣味や好みを考えてそれに関連した贈り物をすると喜ばれるでしょう。
好きなもの、好きなこと、好きな色、好きな雰囲気、など贈る相手のことを考える時間は自分と相手との絆をより深めてくれるはずです。
②予算に合わせた選択
贈り物を考えるときには予算も重要な要素になります。
誕生日など毎年やってくるお祝いの時は無理せずに、成人祝いなど一生に一度のときは奮発して、などシチュエーションによって予算を設定しましょう。
たとえ高価なプレゼントでなくとも、相手のことを考えて、意図意味を込めたプレゼントを贈れば相手も喜んでくれるでしょう。
具体的な贈り物の紹介
ここからは具体的なシチュエーションとともに伝統工芸の贈り物の例を紹介していきます。
①風鈴 ~一人暮らしの子から実家の家族へ~
このブログを見てくれている方の中にも一人暮らしをしている方は多いのではないでしょうか。
そんな一人暮らしの方が帰省した際におすすめの贈り物は「風鈴」です。
風鈴は風が吹けば綺麗な音色を奏で夏の暑さを和らげる効果がありますが、ここでは風鈴を自分の代わりとして実家に置いてもらうことをおすすめします。
一部の地域では、風鈴の音は悪い霊や邪気を払い、家庭を守ると信じられています。
また、風鈴の音は聞く人をリラックスさせ、精神的な安定感を提供するとされています。
遠くにいても家族を想う気持ちが風鈴の音色に乗って家族に伝わることでしょう。
風が吹いて風鈴が鳴ったら家族に「自分は元気でやっているよ」と伝えられるような気がしませんか。
②シルクジャガード ~親から子への成人祝い~
私たち共生プロジェクトが関わらせていただいている職人さんの中に「小倉織物株式会社」という会社があります。
小倉織物という名前は聞いたことがない人がほとんどだと思いますが、誰もが知っているような有名ブランドにシルク生地を提供していたり、日本の皇室からイギリス王室へのプレゼントに選ばれたこともある、日本で唯一の技術を持つ会社です。
小倉織物のシルク生地の特徴は、生地に立体模様を持たせる「シルクジャガード」という織り方にあります。
50年以上前から使われる織り機と何十年もの経験がある職人さんの手で作られるシルクジャガードには、大量生産では作れない柔らかな肌触りがあります。
そんな小倉織物からこの度オリジナルブランド「OGURA」が販売されます。
小倉織物でしか作れない「シルクスカーフ」は新雪のように軽く柔らかいシルクに独特な立体模様が織り込んであるスカーフとなっています。
大人へと一歩近づく我が子に、“本物”をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
相手のことを想って贈り物を選ぶ時間は、自分とその人との関係をもう一度見つめ直させてくれる大切な時間です。
そして、伝統工芸品は職人の手仕事による美しさと、歴史と文化を感じることができる特別な贈り物です。
特別な場面に花を添えたり、日常に溶け込んだり、日本で古くから愛されてきた伝統工芸品を大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
みなさんの生活に日本の伝統文化が彩りを加えられるように、
今後も様々な観点から発信してまいります!