2023/09/20 22:03

こんにちは。心の若さは永久不滅!共生プロジェクト社会人組の磯部達也です。
私たち「共生プロジェクト」とは、 “古き良き日本の伝統文化のすばらしさを世に広めよう!”という想いのもと大学生が立ち上げたプロジェクトです。
そんな私たちから、本日皆様にお伝えするのは…
職人の技が光る!手作り伝統工芸品の魅力です!
手作りの良さと言えば、職人ごとによって個性が出ることですね。
例えば皆さんが学生の頃、美術で同じものを描こうとしたとき、似たものはあれど、全く同じ絵になった作品はなかったのではないでしょうか?
それが個性であり、職人さんレベルになると、それがその人にしか出せない味になるのだと思います。
ほかにもたくさん魅力はあるのですが、比較対象があるとわかりやすいですよね?
では、伝統工芸品の反対に当たるものは何でしょうか?
調べたところ、辞典などに明確な記載はありませんでした(^^)
そこで、ここからは私の解釈も入ってしまいますが、私が考えるものとしては、「大量生産品」が対局に位置するものだと思います。
”伝統”の対義語は”革命”です。
”物作りの革命”と言えば”産業革命”であり、”産業革命”といえば”大量生産”!
と、半ば強引にこじつけましたが(^^;)
伝統工芸品⇔大量生産品
と定義して話を進めていきます。
それでは、それぞれの良さを出して比べていきましょう!!
○大量生産品の良さ
大量生産品のメリットは、
①コスト効率の向上:生産の効率化による単位あたりの製造コストを低減と、原材料や部品を大量購入により単価が下がる。
②一貫した品質と仕様:自動化された製造ラインにより、製品の品質が一貫して高く保つことが可能。
③短納期: 需要に応じて短期間で大量の製品を生産できるため、市場の需要変動に柔軟に対応できる。
④大規模な市場への対応:大量の製品を供給できるため、多くの需要を満たすことができます。
対して、我らが押しの職人の技が光る手作り伝統工芸品の良さは、
○伝統工芸品の良さ
①独自のデザインと品質:職人がひとつひとつ手作業で製作するため、同じ物でも独自のデザインや特徴があります。
一点物の伝統工芸品は、贈り物としても特に価値がありますね!
②エシカル消費につながる:
伝統工芸品を購入することが、エシカル消費(地域の活性化や雇用なども含む、人や社会、環境に配慮した消費行動)につながります。
(詳細は後ほど)
③手仕事の温かみ:職人が手間暇かけて作り上げた製品は、機械生産品にはない温かみや人間味があります。
木特有の優しい手ざわりや温もりから癒しを感じられます。
ここまでの話をまとめますと、大量生産品は安価で一定の品質のものを大量に作れる点に優れ、伝統工芸品は1つ1つ手作りだからこそ出せる温かみや1点ものという特別感が特色になりそうですね。
特別なプレゼントには伝統工芸品で、普段使いは大量生産品がいいのではないかと感じた方もいるかと思います。
しかし、普段使いにこそ伝統工芸品の良さが光ります!
それこそが、後で詳細を説明すると書きました
「エシカル消費」
です!
○エシカル消費
近代では、環境への配慮も必要ですし、ふるさと納税を始め地方の活性化も注目されています。
そのどちらにも貢献できるのが「エシカル消費」です!
エシカル消費とは、環境に優しい消費、人や社会に優しい消費、地域に優しい消費の3つに分かれます。
伝統工芸品の特色を当てはめていくと、
・環境に優しい消費については、なんといっても製造時に必要なエネルギーの消費が少ない点です。
また、天然由来の素材を使っているので破棄されても自然分解が可能です。
・地域に優しい消費については、伝統工芸はその地域に根ざした物がおおく、つまり伝統工芸品が多く売れれば、その地域の活性化につながりますし、伝統を次世代に継承することにつながります。
いかがでしたでしょうか?
伝統工芸品を買おうと思うタイミングは旅行先や特別なプレゼントの時が多いかもしれませんが、普段使いにしても光る良さがあります。
これを機に、普段から使っているものを伝統工芸品に置き換えてみては?
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
より豊かな生活の一助になりますよう、今後も様々な観点から発信してまいります!