2023/08/10 20:32

こんにちは!共生プロジェクトメンバーの山岸です!
私たち「共生プロジェクト」は、“古き良き日本の伝統文化のすばらしさを世に広めよう!”
という想いのもと、伝統文化にまつわる発信を行なっています!
さて、夏真っ盛りの今日この頃ですが、夏と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
お祭り、海、プールなどたくさんの楽しみがあると思いますが、
「花火大会」を楽しみにしている人もお多いのではないでしょうか?
そこで今回は、花火大会をより楽しむために知っておくと良いことを紹介していきます!
【目次】
・歴史を知る
・見どころを知る
・事前準備をする
【歴史を知る】
みなさん、自分が見に行こうとしている花火大会の歴史をご存知ですか?
例えば、日本最古の花火大会である「隅田川花火大会」は、
享保18年(1733年)に徳川8代将軍吉宗によって開催された
「両国川開きの花火」が始まりだと言われています。
この前年の享保17年(1732年)には、記録的な大飢饉に加えコレラの大流行も重なり、
全国で多くの死者が出ました。
時の将軍、吉宗が死者の魂を慰め、 病魔を払うために両国橋の近くで水神祭りを行い、
余興として花火を上げたのが隅田川花火大会の始まりとされています。
また、花火の時に「たまや―」「かぎや―」というかけ声をよく聞きますが、
このうち「かぎや(鍵屋)」は「両国川開きの花火」の打ち上げを担当していた
「鍵屋弥兵衛」に由来しています。
このように、花火大会には必ずと言っていいほど歴史的な背景があり、
その歴史を知って花火を見ることで、昔の人の想いを想像でき、
花火がより神秘的で趣き深いものに感じられるでしょう。
【見どころを知る】
日本には全国各地で様々な花火大会がありますが、それぞれの花火大会によって見どころは違います。
その花火大会が何を売りにしているのか知ってから見ることで、より花火を味わうことができるでしょう。
花火大会の見どころは以下のようなものがあります。
・打ち上げ数
せっかく花火大会に行くならたくさんの花火を見れたほうが見応えがありますよね。
何発の花火を打ち上げるかというのも花火大会の宣伝の定番となっています。
ちなみに2023年の打ち上げ数No.1花火大会は、
【利根川大花火大会(茨城県・9/16)】の約3万発
となっています。
・花火の大きさ
花火の大きさは通常「○号」という数字で表し、2.5号〜10号が規格として定められています。
このうち10号玉は「一尺(約30cm)」あることから「尺玉」と呼ばれています。
さらに大きくなると「二尺玉(約60cm)」「三尺玉(約90cm)」と表されます。
世界一大きな花火は1988年に日本のアルプス煙火工業が開発した「四尺六寸玉」が最大となっています。
ちなみに四尺玉を見れる今年の花火大会は
【片貝まつり浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(新潟県・9/9,10)】
などがあります。
【事前準備をする】
せっかく花火大会に出かけたのに、人が多くて移動が大変だったり、花火が建物などに隠れて見えなかったり、
なんてことがあると楽しさも減ってしまいますよね。
そこで花火大会に行くときに事前に準備しておくとよいことを紹介します。
・見る場所の確保
・アクセスの確認
・持ち物の準備
・見る場所の確保
迫力ある花火を間近で見たい!というのは誰しも思うことでしょう。
そのため打ち上げ場所から近いところほど人も集まりやすくなります。
人気の場所は何時間も前からレジャーシートが並んでいるなんてこともよくあります。
また、打ち上げ場所の近くは安全のために立ち入り禁止になっているエリアもあります。
出かけたけど、見る場所を探すのでもう疲れたということにならないためにも、
事前に地図で花火が見やすそうな場所の目星をつけておく、
時間に余裕を持って出かけ場所を確保する、
などの工夫をしましょう。
・アクセスの確認
車で行くにしろ電車で行くにしろ、花火大会当日の会場付近は交通規制がある場合が多いです。
車であれば会場の近くほど混んでいて駐車場がいっぱいになる可能性が高いので、
時間に余裕を持って出かけ、少し離れたところに停めるという対策が有効になります。
電車であればどの駅を利用するかによって移動のストレスは変わってきます。
特に帰りは一斉に人が集中するため、打ち上げ場所の最寄り駅の1つ手前の駅の近くで見ると
帰りに空いている電車に乗れる可能性が高まります。
・持ち物の準備
花火大会を快適に楽しむためには、持ち物の準備も大切です。
ここでは花火大会に行くときの必須アイテム、あると役立つアイテムを紹介します!
・レジャーシート
花火大会は1時間以上かかることがほとんどなので、見る人たちは地面に座って見る人が多いです。
下に敷くものがないと芝生やコンクリートの上に直接座ることになるので、レジャーシートは必須アイテムと言えるでしょう。
・クッション
レジャーシートがあれば十分という人もいるかもしれませんが、下がコンクリートだと長時間座っているのがつらくなるかもしれません。
クッションを持っていくとより快適に花火を楽しめるでしょう。
・虫除けスプレー
花火大会は川沿いや海の近くで開催されることが多いため、虫に刺されるかもしれません。
後からいやな思いをしないためにも虫除けスプレーを持っておくと安心です。
・軽食
花火と一緒に屋台の食べ物を楽しみたいと思うかもしれませんが、ここでも注意が必要です。
屋台は人がたくさん並ぶため、花火大会が始まるまでに買えなかったということになりかねません。
また、会場近くのコンビニも混雑しやすいので、予め予備の軽食を持っていくと安心でしょう。
【まとめ】
花火大会は江戸時代から続く日本の夏の風物詩です。
花火の歴史や見どころ、準備すべき点を知ることで、
より花火大会を楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
みなさんの生活に日本の伝統文化が彩りを加えられるように、
今後も様々な観点から発信してまいります!