2022/11/18 23:52
伝統工芸 × 勤労感謝の日
こんにちは。共生プロジェクトの速水です。
11月23日は勤労感謝の日🎌
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」と制定されています。
勤労感謝の日の起源は、飛鳥時代から続くと言われている「新嘗祭」に由来しています。新嘗祭とは、11月23日に行われていた天皇家の伝統行事の1つで、五穀豊穣を祝い恵みに感謝する古くから伝わる宮中祭祀。農作物の実りに感謝し、農作物を神様に供え、天皇に食べていただく習わしがあります。
つまり、働く人に感謝をすることと同時に、仕事の成果、農作物の恵みに感謝する日でもあるということです。
勤労感謝の日とは何かを知った時、私は働く人、仕事の成果、農作物の恵みへの感謝心を持ったことがあるのだろうか…と思いました。
私の父は、副業として農家をしています。米は自家製、野菜もほとんど自家製、味噌や梅干しも自家製。
家に帰れば、「おかえり」と言い、両親が育てた米や野菜を使った温かい料理を用意して待ってくれている母がいます。
こんなにも身近に、農作物の恵みを与えくれる人や料理をしてくれる人がいるのに、私はそれを当然のこととして捉えてきました。恵まれていることが当たり前という感覚で、人の苦労を知らずに生きてきたから、感謝心が湧いてくることもないのかも知れません。だからこそ私は、勤労感謝の日を機に、自分は生かされているということを感じ、日頃からお世話になっている人に感謝を伝えたいと思っています。
皆さんも、勤労感謝の日を機に一度、身の回りの当たり前に目を向け、お世話になっている人やモノに感謝を伝えてみてはどうでしょうか。
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