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2022/11/04 23:46



こんにちは。共生プロジェクトの速水です。

3年前、私はアメリカに留学し、日本人以上に日本のことが好きな人に出会いました。
振り返ると、当時の出会いは今、共生プロジェクトに繋がっているということを感じます。

アメリカで出会った日本人以上に日本のことが好きな人…
最も印象的だったのは、陶芸を専門とする教授でした。授業の一環としてCeramicsという陶芸の授業があり、キャンパス内にはアトリエや薪窯もありました。戸外はアメリカ、戸内は日本。アメリカにいるのに、日本に帰ってきたかのような、とても不思議な空間でした。

特徴的だったのは、材料となる土を地元から掘り出し、それを使って陶器をつくるということ。これが正に、自然と共に生きる「共生」であると感じました。土から生まれたものを使い、土に還らないものは基本的には使わない。もちろん手間はかかりますが、道理にかなった自然に逆らわない生き方です。

そして現在、共生プロジェクトで私たちと共に活動してくださる雛人形職人 小佐畑社長もベルギーでご活躍された経験があります。ベルギー大使館の観光局日本支局長が、小佐畑社長のアイディアと美しさを気に入ったことがきっかけで、結城紬とベルギーの文化をコラボレーションした着物をまとった雛人形を制作されました。

古くから受け継がれてきた日本の伝統や文化が今、世界に広がっている。それは日本の伝統工芸品に、その地域に根付いたものを生かし、上手く融合された結果なのだと思います。

伝統工芸品は、日本国内だけでなく、世界にも発信していける力を秘めていると感じました。

小佐畑社長の雛人形をECサイトで販売しています。
是非、ご覧ください。