2022/10/29 20:20

こんにちは。共生プロジェクトの福澤です。
最近私の中で縄文ブームが到来しています。色々と調べていくと、縄文人は争いの痕跡が全くないのだそう。その大きな要因として挙げられるのが、「自然の豊かさ」。
山に行けば山菜が、海に行けば、魚介が手に入りました。それを分け合うだけの自然の恵みが日本にはありました。前回のブログでも「共生」という言葉を取り上げましたが、日本人が共生、調和という考え方を育むことができたのは、まさに自然の恩恵があったからこそなんですね。争う必要がなかった。そして人々は自然の恵みに敬意を払い、心から感謝をする。そんな平和な縄文文明が約1万年ほど続きました。
それに比べると、今の私たちはどうですか。何かにありがたいと感じる瞬間がどれだけあるでしょう。長い年月をかけて、そんな先人たちの素晴らしい精神性が徐々に薄れ、戦後はほぼ忘れ去られてしまったと言えるのではないでしょうか。
ただ、これも不思議なことで、私たち日本人の根底には今もなおそんな素晴らしい考え方が流れ続けているんです。「忘れている」だけ。それは皆さんもあの東日本大震災のときの人々の行動から、目の当たりにしたのではないでしょうか。
根底に流れ続けるものを未だ見ぬ後世の子孫たちに受け継いでいくためにも、今この瞬間、生きていることの奇蹟を噛みしめながら、日々過ごしていきたいと感じる今日この頃です☺︎