ネクタイピン*Galaxy
¥11,000
なら 手数料無料で 月々¥3,660から
深い海のような美しいグラデーションのシンプルで上品なネクタイピンです。
作品は釉薬差し(色付け)、焼成、研磨を繰り返し、ひとつひとつ手作業で作っています。同じデザインでも全く同じ色で作ることはできません。オンリーワンの作品をお楽しみください。
■サイズ
長さ51×幅7mm
■返品について
梱包には十分注意を払っておりますが、配送中に破損する可能性も考えられますので商品に破損がないかも合わせてご確認ください。
到着後3日を過ぎてからの返品、交換等の対応は出来かねますので、ご了承願います。
万が一、商品に不備があった場合、取引メッセージからその旨をご連絡ください。
スタッフよりその後の対応についてご連絡いたします。
■お取り扱いについて
七宝焼は金属素地にガラス質の釉薬を焼き付けた伝統工芸品です。
作品の表面はガラス質のため、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。
お取り扱いには十分にご注意ください。
【工芸品の紹介】
七宝焼とは金属とガラスの合体工芸の一つであり、伝統が深い作品であります。
その作品としては基本的に何でも作ることが可能と言われ、じっくりと数年かけて作り上げるものもあれば数時間で完成できるものもあったりと様々な作品が生まれます。さらにガラスが多く使われていることで透き通った色になり鮮やかなものになるのが特徴的です。
また七宝焼きはなかなか錆びたり、古びたりしないというのも魅力的であり、100年近く持つといわれています。
【作家の紹介】
野中さつき様は情報系の大学を出てIT業界に勤められていらっしゃいました。当初、伝統工芸とは全くの無縁で、会社員になって出会う人たちと全然違う、中高大で出会う人たちじゃないと狭い世界で生きていたんだなと思われたと言います。また、伝統職人やその関連の友達は美術系の大学に出ている人が多く、世界中を旅しながらアートを学んできたという話も聞いたそうです。
野中様の母方の親戚が太田七宝を経営していて、そこは七宝焼きの職人として作り販売してきた会社でした。もし現在野中様がついでなかったらこの会社ははなくなっていたとお話しされています。これは野中様は自分がやるかやらないかでこの先が決まるという中で入社した時は130年目。130年ご先祖様が繋いできたものがなくなってしまう。無くなるのは勿体無い、悲しいという思いがあったといいます。七宝焼きの世界とは関係なく育ってきたが他の窯元の後継者がいない、今後誰かがやらないと無くなっていく。今の代が10年やったら畳むぞという話になり、10年くらいならと気持ちが軽くなり現在は「やらなきゃ」という想いよりも「楽しい!」という想いで活動されています。
それを通じていくうちに「面白さ」がましていき、現在はその家系の後継者としてHPや、ECサイト、インスタグラムなどさまざまなSNSを活用されています。力を入れられているのはアクセサリー関連。七宝は若い世代よりも年配の方々がつけていることが多いということで若者にも注目してもらいたいとお話しされていました。
【私の想い】by Ryuichi
趣味の一つとして旅行があります。大学のサークルでも旅行のサークルに所属し、全国を廻っていました。その中で日本各地の特に地方に行く際にその街が廃れていたり、人が全然いないことに驚きを受け、またそこで出会う伝統ある作品の美しさに魅了されました。こういった伝統工芸品が世の中に広まればこの日本という国の日本らしさがもっと出て失われていくであろう文化を取り戻すことができるのではないかと思います。そこで現在の伝統工芸品を広める活動に参加しました。
また、七宝焼を選んだ理由としてその作る工程の難しさや意味にあります。紀元前以前に中国で誕生し古墳時代に日本に伝わりました。この七宝焼の七宝は仏教の説話に伝わる7つの宝物のような美しい焼き物という背景があり、色が透き通っていて私もつけた今思えるような作品です。この歴史ある作品を多くの人に知ってもらいたい、売りたいと思うようになりました。