くるくる、ぴょんぴょん。回るたび、うさぎが駆ける。動きに命を宿す、遊び心あふれる伝統こま。

「うさぎの追い掛け独楽」は、まるで絵本の1ページを切り取ったような愛らしさと、回転という動きの中に“物語”を閉じ込めた、日本の伝統玩具です。
上から見ると、独楽の円の中に描かれた小さなうさぎ。こまを回すと、そのうさぎがまるで走り回るかのように追いかけっこを始めます。静止しているときとはまるで違う表情を見せる――それがこの独楽の最大の魅力です。

この作品は、熟練した職人の手によってひとつずつ丁寧に作られています。こま本体には天然木が使用されており、軽やかでスムーズな回転が持ち味。回転時のバランスを緻密に計算した設計と、やさしい木の質感は、世代を問わず手に取った人の心を惹きつけます。
うさぎのイラストも、どこか懐かしさと温かみを感じさせる素朴なタッチで描かれており、思わず笑顔になってしまう可愛らしさです。

ただの遊び道具としてではなく、インテリアや贈り物にも最適です。和風の部屋にそっと飾るだけで季節感やストーリーが漂い、特に春の訪れや「中秋の名月」といった季節行事とも相性がよく、飾りとしても楽しめます。また、子どものお祝いごとや、干支が卯年の方へのプレゼント、外国の方への和風土産としても喜ばれるアイテムです。

「遊ぶ」「眺める」「贈る」、そのすべてのシーンにやさしく寄り添ってくれる「うさぎの追い掛け独楽」。
ただのこまではない、“物語のあるおもちゃ”を、ぜひあなたの暮らしに取り入れてみませんか？